うちわの歴史

うちわは、今でも暑い時には扇いで使ったりしますし、今ではアイドルの応援グッズとしても使われたりしていて、生活に密着しているアイテムの1つとなっています。

でも実は、うちわは非常に長い歴史を持っているものなのです。

うちわの始まりは、紀元前3世紀と言われています。

今の中国、その時代の周と呼ばれている時にはすでに開発されていて、階級の高い人たちに使用されていました。

日本では、古墳時代にも身分の高い人たちによって使用されているという記録が残っています。

この時代は、権力を表すステータスなアイテムとして使われている意味合いの方が強かったようです。

それが、戦国時代になると、武将によって戦いの指揮を執るために使われるようになります。

方向性を示したり、軍の士気をあおったりすることに使われたりしました。

この名残は、現在の大相撲の行司が使用している軍配として現れています。

さらに時代を超えて江戸時代となると、美人うちわや役者の絵入りうちわなども大量に出回るようになり、庶民が手軽に使えるようになりました。

この頃には、涼を取るための手段としての使われ方がごく一般的な方法となってきていました。

このようにうちわは、使い方や意味がいろいろに変遷してきていますが、昔から人々の生活の中で身近な存在として利用されてきていて、さらにそれが現代でも引き続いて使用されているという、非常に稀な、貴重なものなのです。

これからも、人々の生活の中になくてはならないものとして使われていくことでしょう。

分かる!うちわ